記事にするのが少し遅れましたが、今年も6月の給与明細と一緒に長いピラピラ=住民税の通知書を貰いました。

5年前までわたしはこれの事を「年に1回、給与明細と一緒にもらう長いピラピラ」「よく分からないけど、給料天引きで払われてる税金」としか認識していませんでした。
 
が、5年前にこの節約・貯金ブログを始めてからお金のことを真剣に考えるようになり、長いピラピラ=住民税の通知書という事を初めて理解し、住民税は自分の努力で減らす事ができるという事を知りました。


どういう仕組みで住民税を減らしているのか、わたしの今年度の住民税の通知書で節税効果を解説します。


iDeCoの節税効果

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総所得金額から所得控除合計②を引いた金額が課税標準の総所得③になりますが、
iDeCo(小規模企業共済)の分だけ所得から引いてもらえる所得控除合計が増えるので、総所得③の金額を下げる事ができます。

この総所得に対して住民税がかかってくるので、節税できることになります。

(緑色の枠線で囲っている基礎控除は今年度から33万円から43万円に上がりました。
基礎控除増えてる!と思って緑色で囲ったものの、その分給与所得控除が下がったそうなので、わたしのようなサラリーマンにはプラマイゼロでした…。よくわかる参照画像→ 財務省HP )


ふるさと納税の節税効果


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ふるさと納税の効果は『税額控除額⑤』の部分です。

去年1年間でわたしは48,000円のふるさと納税をしました。(1枚目の画像の『寄付金税額控除額』市民税27,602円+都民税18,401円の部分です)

2枚目の画像の税額控除額⑤は市民税29,102円、都民税19,401円となっていますが、
ふるさと納税をしていない場合はこの税額控除額⑤は市民税1,500円、都民税1,000円のみとなり、
『特別徴収税額⑧』(住民税)が154,600円から200,700円に上がってしまうんです。


ふるさと納税をしていなかった平成29年度の住民税通知書の特別徴収税額がほぼその金額でしたので、並べて載せます。

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給料から月々天引きされる住民税に4,000円もの差が出ます。

まとめと雑記

わたしはiDeCoは月12,000円までしか掛けられないので、iDeCoでは住民税はあまり減らせませんが、
ふるさと納税のおかげで住民税がひと月に3,800円の減額となりました。

前年にふるさと納税で前払いした48,000円から負担額の2,000円を引いた46,000円を12回に分けて月々減額されるだけではなく、ふるさと納税した自治体から返礼品を頂いているのだから、負担額の2,000円の元が取れまくりです。


ちなみにわたしは全額リアル故郷にふるさと納税しています。
故郷は米の産地なので返礼品は毎回お米をいただいてます。
ふるさと納税をするようになってからは一度もお店で米を買っていません。

父の実家が兼業農家で稲作をしていたので、子供の頃は秋になると稲刈りの手伝いに行って、バッタを取っていました(笑)←手伝いになっていないw

今はその田んぼは手放して農協さんに引き渡したらしく、もしかしたら今わたしがふるさと納税で食べているお米は、自分が子供の頃バッタを取っていた田んぼのお米かもと思うと感慨深いです。


今年も限度額までリアル故郷にふるさと納税をするつもりですが、最近パンばかり食べてるせいで米がなかなか減らず…。

リアル故郷の返礼品は米以外にも果物や野菜などがあるのですが、ひとり暮らしで消費しきれる単位じゃないんですよね(^_^;)

リアル故郷のふるさと納税特設サイトを見て悩む日々です(笑)

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↑わたしの故郷ではないですが、楽天からもふるさと納税できます。
ふるさと納税未経験者の方も気楽にできるかと思います(^o^)